SSブログ
サウンドハウス

NyanDrive [製作その1] [自作エフェクター]

前回、予告しましたNyanDriveの製作です。
このエフェクターは、まだ印刷用版下を作成していないです。
まず音確認用に塗装無しで作成して、使えそうだったら塗装・印刷して仕上げたいと考えています。

さて早速製作しましょう。
以前、紹介しましたが、回路と基板レイアウトを改めて紹介します。(全ての画像はクリックすると拡大します。)
NyanDriveschematicR.png
NyanDrivelayoutR.png 

それでは基板を作成します。
プリント基板は未だ作成していないので蛇の目基板で製作します。
音確認用に友人に貸出す事を考えて2つ作成します。
ソケットが多いのは、ダイオード、FET、OpAmpを差し替えできるようにしたためです。
2枚を表裏にして撮った写真がこちらです。
NyanDrivePWB1.jpg 

次にPotを配線します。 
上から見た写真がこちらです。
NyanDrivePWB2.jpg
下からは、こんな感じです。
Potと基板パターンが接触する恐れがあるので、Pot裏に絶縁用のクッションシールを貼っています。
NyanDrivePWB3.jpg

次にケースに部品を配置しますが、今回フォーンジャックについて、ちょっと触れます。
ジャックは、プラグに対して接触面積が広そうなノイトリックのNYS229,230を、好んで使用しています。
プラグを差した時の感触はちょっと重いのですが、かっちりした感じで個人的には好きです。
このジャックは端子がちょっと開いた感じになっていますので、使用する前にケースに触れないよう、下写真の黄色丸のように端子の拡がりを事前に曲げておきます。
NyanDriveJack.jpg

それではケースにその他の部品を配置し配線します。
いつものように、あっさりと出来上がってしまいました[がく~(落胆した顔)]
基板は固定せず、Potとの配線を最短にすることで動かないようにしています。
OpAmpはAD712、FETは2N7000、ダイオードはBAT41x2と1N34Ax1にしました。
コンデンサは本家オリジナルと同様にTFコンを使用し、EFFECT LEDは青にしました。
NyanDriveAssy1.jpg 

このまま貸し出したいので、ボリュームの名称等最低限必要な情報をマジックで手書きしました。
NyanDriveAssy2.jpg

ちょっと音出ししてみましたが、腰のある太めの歪音でサステインもいい感じだと思います。
もう1台作成して知り合いに貸出して意見を聞きたいと思います。
意見を反映して使用デバイスの方針が固まりましたら、「その2:塗装・印刷」に進みたいと思います。 


nice!(175)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

Nyans Amp Bass Driver [製作その2] [自作エフェクター]

Nyans Amp Bass Driver製作編その2です。
ケースを塗装&印刷するために、組み込んだ回路を一旦外します。
BD2_pieces.jpg

アルミダイカストケースを800番位の紙やすりで磨いて表面を平らにします。
塗装の食い付きを良くするために表面は荒いままです。
BD2_burnish.jpg

塗装の下準備として、穴をマスキングテープで塞ぎます。
BD2_prep1.jpg

塗装用治具(といっても針金と割り箸ですが。。)にケースと底板を取り付けます。
BD2_prep2.jpg

それでは塗装を行います。
まず最初に、タミヤ メタルプライマーをスプレーします。
アルミダイカストは塗装のりが悪いので、メタルプライマーを塗ったほうがいいです。

20分くらいで乾きますので、塗装下地としてソフト99ボデーペン プラサフをスプレーします。
さらに20分間隔で計3回重ね塗装します。
ここまでの工程が終わった写真がこちらです。
通常、黒塗装の場合には、グレー系のプラサフを使用しますが、手持ちが無かったので白を使用しました。
BD2_undercoat.jpg

次に本塗装です。Nyans Ampは黒ベースに黄色文字を印刷しますので、
黒の塗装をします。こちらも3-4回重ね塗装します。(またまた途中写真を撮り忘れました・・)

そして印刷です。ケースを治具から外して、以前の記事で紹介した版を使用して
アクリルガッシュで印刷します。今回はレモン色を使用しました。
BD2_print.jpg

塗装の仕上げとしてボデーペンクリアを重ね塗装します。
最初は少しだけ塗料をのせる感じで、段々厚く重ねて計5回位、塗装します。
BD2_topcoat.jpg

最後にコンパウンドで磨きます。
車用のソフト99 液体コンパウンド3000番、7500番、9000番で順に磨いて艶を出します。
ピカピカになりました!
BD2_polish.jpg

ケースが出来上がりましたので、回路を組み込みます。
ケース内部Pot周辺と底板に、ショート防止用の絶縁シートとして薄いクッションシートを貼り付けます。
BD2_Assy4.jpg

ツマミを取り付ける前に、Potを回し切って、軸にマジックで印を書き込んでおきます。
横からビス止めするので、ドライバを入れられる方向に回してビス止めする時に、方向合わせをするためです。
BD2_Assy5.jpg 

最後にツマミを取り付けて完成です!
BD2_Assy6.jpg

早速、エフェクターボードに組み込んで、音確認を行いました。
見た目も音も、バッチリです!![わーい(嬉しい顔)] 

昨日、NyanDriveの製作を始めたところ、VoiceとToneの配線間違いを見つけました。元記事を修正しましたので、もし参考にされている方が居ましたら、再確認をお願いします。
製作記事は次回アップする予定です。


Nyans Amp Bass Driver [製作その1] [自作エフェクター]

Nyans Amp Bass Driver製作編その1です。
今回は、自分用に1台作ります。
現在もエフェクターボードに常時セッティングしているのですが、初期試作品で、ぬこ印刷では無くモノホンクリソツ印刷&蛇の目基板手配線なので、新たに、ぬこ印刷&プリント基板で製作することにしました。シリアルNo.は通し番号で10番になります。

回路図、基板レイアウトは、以前の製作記事Nyans Amp Bass Driver [Layout]にUPしています。

まずちゃちゃっと基板に部品をマウントします。
抵抗は1/6Wの小さいタイプでカーボンだけだと音が柔らかくなる感じがするので、信号ライン上にいくつか金皮を使用しました。
コンデンサは、信号系にはTFコンデンサ、33p,220pはセラミック、電源のケミコンは18V電源動作できるように耐圧大きめの220u/35Vを使用しました。
ケミコンは高さが12mmありますが、Pot+絶縁シート+ケミコン+基板+足でぎりぎりケースに入る計算です。(全ての画像はクリックすると拡大します。)
BD2_Mount.jpg

次に基板にPotを配線します。線材は部品を避けながら余裕無しで配線します。
そして入出力端子&電源端子&3PDT SWに行く線材を半田付けします。
こちらの長さは少し余裕を持たせています。
量産しているわけではないので、毎回長さは適当で、端子に配線する時に長さを調整します。
BD2_PotWire.jpg 

Nyans AmpはBypass時、TrueBypassではなくBuffer出力になっているので、今回は、2色LEDを使用してBuffer出力時は緑、Effect ON時は赤にしてみます。
LEDに線材の白をカソード、オレンジを赤アノード、紫を緑アノードに接続し、収縮チューブで絶縁処理します。
BD2_led.jpg

入出力ジャックと外部電源ジャックと3PDT SWに線材を配線します。
で、いきなり出来てしまいました・・・配線しだすと、途中写真を撮るのを忘れてしまうんです・・・
青い3PDT SWは、3回路中2回路しか使用しませんので、出力切替として2回路パラで使用しています。
LED切替は、下の写真で3PDTの一番下の3接点を使用し、センター端子は電流制御用3.9kΩ経由で9V電源に接続しています。
右がEffect ONなのでオレンジを、左がBuffer出力なので紫を配線します。
BD2_Assy1.jpg

斜め下から配線の様子を・・・見づらいですが、線材は直角に曲げて各信号線があまり並行しないようにしています。
006Pスナップは2本を撚った上で丸く撚る処理をしています。
BD2_Assy2.jpg

最後に正面から。
BD2_Assy3.jpg

この状態で、動作確認をします。
まず電池を付けて、入力にケーブルを接続して、電源電圧が正常であるか確認します。
次に、ベースを接続して、出力にヘッドホンを接続し、SW動作、各Pot動作で正しい音かどうか確認します。
同時にオシロスコープで信号ラインも確認します。
今回全て1発OKでしたので[わーい(嬉しい顔)]
ケースから全てを外して、ケース磨き、塗装、印刷に続きます。
ということで、今回はここまで[手(パー)] 


ヘッドホン MDR-CD900 イヤーパッド交換 [オーディオ]

会社の同僚から、餞別としてMDR-CD900のイヤーパッドを貰いました[わーい(嬉しい顔)][手(チョキ)]ので、
早速、交換しま~す。
交換前の写真です。前回の交換から5-6年経っていると思います。だいぶ痛んでいますね・・・
MDR-CD900_1.jpg 

交換部品はこちら、イヤーパッドと、ウレタンリングです。
MDR-CD900_2.jpg

古いイヤーパッドを外します。
ウレタンリングの両面テープ部分だけが残っているので、剥がします。
白い部分がちょっと汚れているので、フキフキお掃除します。
MDR-CD900_3.jpg

ウレタンリングは丸い輪っか部分だけを使います。
MDR-CD900_4.jpg

この輪っかをSPユニットの回りに貼り付けます。
イヤーパッドのスクリーンとスピーカーユニットに隙間を作るための部品のようです。
MDR-CD900_5.jpg

あとはイヤーパッドを付けて、出来上がりです~。綺麗になりました[るんるん][ぴかぴか(新しい)]

MDR-CD900_6.jpg
 


タグ:Headphone
nice!(161)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。