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Nyans Amp Bass Driver [製作その1] [自作エフェクター]

Nyans Amp Bass Driver製作編その1です。
今回は、自分用に1台作ります。
現在もエフェクターボードに常時セッティングしているのですが、初期試作品で、ぬこ印刷では無くモノホンクリソツ印刷&蛇の目基板手配線なので、新たに、ぬこ印刷&プリント基板で製作することにしました。シリアルNo.は通し番号で10番になります。

回路図、基板レイアウトは、以前の製作記事Nyans Amp Bass Driver [Layout]にUPしています。

まずちゃちゃっと基板に部品をマウントします。
抵抗は1/6Wの小さいタイプでカーボンだけだと音が柔らかくなる感じがするので、信号ライン上にいくつか金皮を使用しました。
コンデンサは、信号系にはTFコンデンサ、33p,220pはセラミック、電源のケミコンは18V電源動作できるように耐圧大きめの220u/35Vを使用しました。
ケミコンは高さが12mmありますが、Pot+絶縁シート+ケミコン+基板+足でぎりぎりケースに入る計算です。(全ての画像はクリックすると拡大します。)
BD2_Mount.jpg

次に基板にPotを配線します。線材は部品を避けながら余裕無しで配線します。
そして入出力端子&電源端子&3PDT SWに行く線材を半田付けします。
こちらの長さは少し余裕を持たせています。
量産しているわけではないので、毎回長さは適当で、端子に配線する時に長さを調整します。
BD2_PotWire.jpg 

Nyans AmpはBypass時、TrueBypassではなくBuffer出力になっているので、今回は、2色LEDを使用してBuffer出力時は緑、Effect ON時は赤にしてみます。
LEDに線材の白をカソード、オレンジを赤アノード、紫を緑アノードに接続し、収縮チューブで絶縁処理します。
BD2_led.jpg

入出力ジャックと外部電源ジャックと3PDT SWに線材を配線します。
で、いきなり出来てしまいました・・・配線しだすと、途中写真を撮るのを忘れてしまうんです・・・
青い3PDT SWは、3回路中2回路しか使用しませんので、出力切替として2回路パラで使用しています。
LED切替は、下の写真で3PDTの一番下の3接点を使用し、センター端子は電流制御用3.9kΩ経由で9V電源に接続しています。
右がEffect ONなのでオレンジを、左がBuffer出力なので紫を配線します。
BD2_Assy1.jpg

斜め下から配線の様子を・・・見づらいですが、線材は直角に曲げて各信号線があまり並行しないようにしています。
006Pスナップは2本を撚った上で丸く撚る処理をしています。
BD2_Assy2.jpg

最後に正面から。
BD2_Assy3.jpg

この状態で、動作確認をします。
まず電池を付けて、入力にケーブルを接続して、電源電圧が正常であるか確認します。
次に、ベースを接続して、出力にヘッドホンを接続し、SW動作、各Pot動作で正しい音かどうか確認します。
同時にオシロスコープで信号ラインも確認します。
今回全て1発OKでしたので[わーい(嬉しい顔)]
ケースから全てを外して、ケース磨き、塗装、印刷に続きます。
ということで、今回はここまで[手(パー)] 


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よしあき・ギャラリー

凄いな~
尊敬します。
by よしあき・ギャラリー (2015-05-16 17:02) 

catpan

よしあき・ギャラリー さん、コメントありがとうございます。
物造りが好きなので色々勉強しました。
形になるとうれしいし、製品を買うより安くすむので一石二鳥です(^◇^)
by catpan (2015-05-17 12:35) 

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