今回Nyadera Bass Preampの回路をUpしてほしいとのリクエストを受けましたので、公開いたします。
この回路はオリジナルから一部変更していますが、オリジナル自体どこにも公開されていませんので、もしクレームがついたら消すかもしれないです。
変更点は
・ オリジナルは006Px2で18V動作させていますが、1590Bサイズに入れるためにTC7662で倍電圧を作り006P1個で動作するようにしました。
・ 3PDTプッシュSWを2個配置できないので、あまり使わないBypass SWをトグルSWにしました。
・ MasterVolumeはオリジナルはBカーブですがAカーブに変更しました。
・ 入手が難しい抵抗は定数を変更しました。3.57k->3.6k, 60.4k->62k, 49.9k->51k
Potは、Mid Cut-Boostはセンタークリック付を千石の2階(楽器部品売り場)で、それ以外は桜屋電機で購入しました。
シミュレーションによるEQ特性は以下です。
Bass,TrebleはBoostのみ、MidはCut-Boostとなっています。
NyansAmpとは全く違う、どちらかというと硬いカッチリした音になります。
私はNyadera、NyansAmp両方を繋いで音色を作っています。
電動ドライバーにドリルをつけて穴を開けます。
最初は3mm、次に7mm、9mmのドリルで穴を開けて、リーマーで部品が入るまで穴を拡げます。
スイッチ、ジャックを取り付けて入ることを確認します。
一旦部品を外して、アクリルガッシュ黄色で文字印刷します。
印刷が乾いたらクリア塗装して、液体コンパウンド3000番、7500番、9000番で磨きます。
次に基板です。
部品を半田付け後、基板写真を撮り忘れました。Pot取り付け途中ですが写真をパチリ。
Potと線材を配線して、基板が完成です。
NyanAmpはPotの隙間がほとんど無いので、ショートしないように絶縁用のクッションをPot横、Pot裏に貼ります。
LEDは青にしました。5Vツェナーと1kΩの抵抗を繋ぎます。
塗装したケースに傷をつけないよう、未塗装の仮ケースにジャック、スイッチ等を取り付けて配線します。
]]>その後、8/31(月)には発送メールが届いて、自宅に9/10(木)到着しました。
送料を$4くらいの安いのにしたので、配送に時間がかかるのは仕方ないですね。
配送状況はWebで確認できたので問題なかったです。
さて、到着した基板がこちらです。
10枚発注に対して12枚、2枚余分をつけていただきました。ラッキー
表裏がひっくり返ってしまっています。シルクの文字も反転しています・・・
部品を裏面にして半田付けすればいいだけなので問題無いですが、
もうちょっとA,B面の配置に注意して発注すべきでした 次回発注時には気をつけよう
(でも、文字がひっくり返ってるのでA,B面を入れ替えるとか、そういった配慮とか確認をしてくれたらいいのにな~と思ったりしました・・・安いし仕方ないか・・・)
今まで作った基板を入れているBOXにしまいました。 右下の基板です
時間のある時に部品をマウントして、動作確認したいと思います。
さて、次は印刷版下作成かな~
ネットで調べてみたところ海外で基板がかなり安く作れるようです。
http://www.elecrow.com/ が良さそうなので、注文方法や価格を調べてみました。
NyanDrive基板は2.54mmピッチで11x12穴なので、基板サイズは33*30.5mmになります。
elecrowでは50x50mm以下の基板10枚で$9.90という値段でしたので、これで注文すれば良さそうです。
まず基板作成アプリPCBEで図面を作成します。
片面基板も両面基板も値段が変わらなかったので、両面で作成することにしました。
出来上がった基板図面がこちらです。全てのレイヤを同時表示しているので分かりづらいですが、赤い線が半田面、緑の線が部品面のパターンで、黄色い文字が部品面のシルク印刷になります。パターンは、実際には線で囲われた部分がベタパターンになります。
ガーバーデータを出力すると、PCBEのデフォルトではpattern-A.grbといった名前で出力されます。
elecrowでは発注データのファイル名を指定されていますので、以下のように変更します。
Top layer: pattern-A.grb -> pcbname.GTL
Bottom layer: pattern-B.grb -> pcbname.GBL
Solder Stop Mask top: resist-A.grb -> pcbname.GTS
Solder Stop Mask Bottom: resist-B.grb -> pcbname.GBS
Silk Top: silk-A.grb -> pcbname.GTO
Silk Bottom: silk-B.grb -> pcbname.GBO
NC Drill: hole.hol -> pcbname.TXT
Mechanical layer : board.grb -> pcbname.GML
変更後、zip圧縮して、注文画面に添付するかたちで送信します。
その他住所等を入力してカード支払いを選択して、注文完了です。
送料はRegistered Air Parcelで、$4.59でしたので、合わせて約$14.5で注文できました。
以前は版下作成とかで最低でも1万円以上はかかりましたので、安いですね~
注文確認メールが以下です。
]]>今回は、桜屋電機で塗装済ケースを購入しましたので、ケース加工は穴開け、印刷、クリア塗装だけになります。
未塗装ケースが690円、塗装済みが通常1180円・・・メタルプライマー・プラサフ・スプレー代でその差分くらいかかりますし、手間を考えると塗装済みがいいですね・・・
色はCANDY GOLDとCANDY COPPERで、処分品を800~850円で安く入手しました。
(全ての画像はクリックすると拡大します。)
まず穴位置決めですが、未塗装ケースは直接ケースに鉛筆・マジックで書いていたのですが、塗装済みの場合は直接書けないので、紙を貼って穴位置を書きます。
次に7mm、9mmのドリルで穴を拡げます。
電動ドライバーは7mmまでしか挟めないので、9mm穴を開けるときは10mmまで挟めるアダプターを使用します。
フットスイッチは12mm穴なので、リーマーで穴を拡げます。
最後にジャック、スイッチを取り付けて確認します。
次に印刷です。
ゴールドは茶、ブロンズは赤のアクリルガッシュで印刷しました。
基板作成です。
まず、背の低い抵抗、ICソケット、ダイオードを半田付けします。
LEDの配線をします。青LEDのアノード側に1kΩ抵抗と5Vツェナー(逆向き)を配線します。
カソード側は線を配線して、アノード側に接触しないように絶縁チューブを付けます。
次にケースへの仮配線をします。
いきなり塗装済ケースに配線すると傷を付けるかもしれないので、未塗装のケースに配線します。
まずジャック類の配線です。
ジャックは熱が逃げやすいので40~60Wの半田ごてを使用します。
LEDと3PDTスイッチ、DCジャックを配線します。(これ以降は23Wの半田ごてを使用します。)
3PDTスイッチには抵抗を直接配線します。
Potの位置を考えて基板に配線します。
Pot裏面は絶縁シートを貼ります。
塗装済ケースに組み込みます。
底板にも絶縁クッションを貼って、シリアルナンバーを書き込んで
底板を取り付けて、完成です。
ブロンズケースのほうは赤いツマミにしてみました。
今までCatneurに使用していたゲルマニウムダイオードは、JRC製の1N34A(黒い印刷)だったのですが、
今回、日立製の1N34A(赤い印刷)を使ってみることにしました。
ぱっと聞いてみたところでは同じ音だと感じましたが、いつもチェックしてもらっているギタリストに比較をお願いして、切り替えるかどうか決めたいと思います。
VAIO Pro13 mk2 シルバー Corei7-U5500+8GB PCIeSSD256GBです。
OSはWindows8.1、OfficeのHome and Bussinessもつけました。
半年くらい前にDellの安いノート(4万円くらい)を買ったのですが、大きくて持ち運びできないので、持ち運びできるサイズで高精細&高性能パソコンが欲しくなり、色々検討した結果、VAIO Pro13 mk2にしました。
約20万円と高価でしたが、新しい会社のPCが非力だったので仕事にも使う前提で選定しました。
あっという間に立ち上がり、動作も快適です。これで仕事もはかどるかな~
ソニーストアで購入したのですが、サポートページに行くと「VAIO株式会社製VAIOのサポートはこちら」とあって、support.vaio.comに飛ばされます。違う会社になっちゃったんだな~、と改めて思いました・・・
]]>このエフェクタをWeb上で検索すると、トーン回路のボリュームがBカーブとなっているのですが、実は私はWカーブを使用しています。(実際、上の回路図は25kBカーブ、基板レイアウトは20kWカーブと合っていませんでした)
以前シミュレーションして決めたはずなのですが、データが残っていなかったので、あらためてシミュレーションしてみました。
ボリュームカーブは、アルプス電気さんのWebからもらってきた以下資料で、
Bはリニアに変化、Wはセンター付近で急激に変化するというカーブになります。
まず、Bカーブを使用した場合の周波数特性をシミュレーションしてみます。
トーンを変数として、
.step param T 0 20k 2k
と記述します。
パラメータTを0から20kΩまで2kずつ変化させる、という意味です。
一番下のカーブが0Ω、一番上が20kΩで、真ん中に固まっているのが、2kΩ~18kΩです。
トーンセンター付近は回してもあまり音が変わらず、左右に回し切った付近で急激に音が変化するという動作になります。
なんだか、答えがほぼ見えてしまいましたが、
次にWカーブを使用した場合の周波数特性をシミュレーションしてみます。
トーンを変数として、
.step param T list 0 400 1.2k 2k 7k 10k 15.4k 18k 18.8k 19.6k 20k
と記述します。
これはパラメータTをlist以下の変数に順番に切り替えてシミュレーションするという意味です。
それぞれの値は、ボリュームを10%,20%,30%・・・と回した時にWカーブに当てはめて抵抗値を出しました。
均等では無いですが、Bカーブよりはバラけていますので、こちらの方がトーンを調整し易そうです。
同様のエフェクタを製作されている方で、トーンを調整しづらいという方がいましたら、WカーブのPotを試されてはいかがでしょう。
ちなみに20kWのPotは桜屋電機さんで購入しました~
前回、オペアンプをAD712にしたものとNE5532にしたものを2台作成しましたので、それぞれを試奏してもらい感想を聞きました。ざっくりした感想は、
NE5532:低音側が少し持ち上がっている。Voiceを持ち上げるとハムノイズが多め。
AD712:バランスが良い。
という事でした。やはりNE5532の入力インピーダンスの問題かも知れません。
この結果からAD712を使用することにしました。
それでは、ケースの印刷・塗装を行います。
まずケースからツマミ・基板を外します。
下地として、マルチプライマー、ホワイトプラサフをスプレーします。
シルバーを塗装します。塗装完了したものが以下です。
次に印刷ですが、今回、版作成に半年くらい前に買ったジアゾ感光乳剤EXを使用したので、うまく文字が抜けず出来がイマイチです・・・が、とりあえず印刷します。
黒のアクリルガッシュで擦ります。
ガッシュが少し乾いてきたら、印刷がかすれている所とかガッシュが多くのってしまっている所を、爪楊枝で修正します。
塗装をはがさないように慎重にやります。
ガッシュが乾いたら、クリア塗装します。
ここまで完了したのが以下になります。
最後にコンパウンド3000番、7500番、9000番で磨きます。
磨きが終わったものに光を当てて写真を撮ってみました。端の方はちょっとモヤモヤしてますね(^^;)
基板・ツマミ等を取り付け、底板をビス止めして。製作完了です。
本日、1年ぶりくらいにライブをやりました。渋谷TakeOff7で楽しいライブが出来たと思います!
80名くらいの人数制限があったので事前アナウンス出来ませんでしたが、来ていただいた皆様ありがとうございました。
ネタが無くなったので、次の更新はちょっと間が空くと思います
仕事の方も(まだ3日出勤しただけですが)頑張ってます
元の回路シミュレーションがこちらになります。
周波数特性が重なっていて分かりづらいですが、Tone最少で低音から高音までフルに出ていて、Toneを回していくと200Hz位が少し残って低音も高音も下がるような特性です。 (全ての画像はクリックすると拡大します)
う~ん、やっぱりおかしい・・・
あらためてネットで回路を検索してみると、2連Potになっている回路がありました。
上の回路は単連Potで、OpeAmpの入力側のTone回路がPotの1pin、2pinがGnd、出力側のTone回路が3pinに接続されています。
これを2連Potにして、それぞれのTone回路を別Potの1pinに接続して特性を確認してみました。
この特性だと美しいですね!Toneを絞ると低音が少し持ち上がって高音が下がっていて、センター位がフラット、Toneを大きくすると低音が下がって高音が少し持ち上がる特性になります。
Potの特性はAカーブが一番いい感じです。
自分用に1台作っていて、エフェクターボードで絶賛稼動中なのですが、いつもToneは絞り切って使っていました。
これは早目に直したいな~。20kA2連Potを買ってこなきゃ・・・
(8/2追記:秋葉原の部品屋さんを回ったのですが、どこにも20kA2連が無かったので、桜屋電機で見つけた50kA2連Potを買ってきて付け替えました。動作バッチリです!)
先日、元上司に紹介していただいた会社のトップマネジメントと面談しました。
元上司には会社を辞める前から相談に乗っていただき、何社かに私の事を話していただいたそうです。
人の繋がりというのはありがたいです。
面談では1時間近くの時間をいただいて色々お話をさせていただき、私のキャリアが生かせて、やりがいのある仕事が出来そうだと感じました。この会社ならやっていけると思いましたので、ぜひ働きたいですとアピールしました。
その後、入社させていただくことに決まりました。
当分は120%仕事人間で頑張りたいと思いますので、更新頻度が減ってしまうかも知れませんが、Blog巡回は毎日できるように頑張ります
4月末に早期退職したのですが、その退職金・加算金でマンションローンの一括返済を行いました。
借りるときは全て銀行等で手続きしていただいたのですが、返済後は、送られてきた書類に「司法書士さんにお願いするor自分でやるかを記載して書類を返送してください。」となっていて、自分でやる選択肢がある事を知りました。
さっそく検索してみると、情報はありそうです。
求職中で時間はあるし、初めての経験なので以下のページを参考にしながら自分でやってみる事にしました。
抵当権抹消登記を自分でしました!
抵当権抹消を自分でする方法
私の場合、抵当権が公庫、年金、銀行の3つも設定されていましたので、3部作成します。
必要書類は銀行等から送られてくる以下4つの書類と
1)登記済証 登記識別情報
2)登記原因証明情報 弁済証書
3)資格証明書 登記事項証明書 代表者事項証明書 現在事項一部証明書
4)代理権限証明情報 委任状
自分で作成する以下2つになります。
5)抵当権抹消登記申請書 私の場合はマンションなので、敷地権付区分建物になります。
6)登録免許税貼用台紙 白紙A4用紙1枚
記載が必要なのは4)と5)で、4)は委任される人の名前を書く空き欄に、住所と名前を記載しておきます。
5)は以下ページの
新不動産登記法の施行に伴う登記申請書等の様式について(お知らせ)
13.抵当権抹消登記申請書の、敷地権付き区分建物のテンプレートをダウンロードして必要事項を記載します。
内容は登記識別情報に書かれている通りに記載します。
(テンプレートで上の方が5cmくらい空いていますがそのままにします。後で法務局がハンコを押す場所です)
登 記 申 請 書
登記の目的 1番抵当権抹消 →抵当権1番、2番・・・
抹消する登記 平成XX年X月X日受付第XXXX号抵当権
→抵当権が設定された日時と各抵当権の番号を記載
原 因 平成27年5月XX日弁済
→弁済証書の日付と合わせる。証書に解除と書かれていたら弁済ではなく解除と書く
権 利 者 横浜市XX区XX一丁目XX番XX-XXX号 →住所を書く
X X X X →権利者の名前、自分
義 務 者 東京都XX区XX一丁目X番XX号
XXX保証株式会社 →抵当権を設定している会社、団体名
代表取締役 XX XX →委任状に記載されている代表者の役職と名前
添付情報
登記識別情報又は登記済証
登記原因証明情報
資格証明情報
代理権限証明情報
平成27年6月XX日申請 横 浜 地 方 法 務 局 神奈川出張所
申請人兼義務者代理人 横浜市XX区XX一丁目XX番XX-XXX号
X X X X 印
連絡先の電話番号 XXX-XXX-XXXX
登録免許税 金2,000円
不動産の表示
不動産番号 XXXXXXXXXXXXX →番号が分かれば書く
一棟の建物の表示
所 在 横浜市XX区XX一丁目XX番地XX →住所ではなく地番を書く
建物の名称 XXXマンション
専用部分の建物の表示
家屋番号 XX一丁目XX番XXのXXX →地番のマンション家屋番号
建物の番号 XXX号
種 類 居 宅
構 造 鉄骨鉄筋コンクリート造1階建
→登記識別情報の通りに書く・・1階建てって
床 面 積 X階部分 XX・XX平方メートル
(順位番号 1番) →抵当番号と合わせる
敷地権の表示
所在及び地番 横浜市XX区XX一丁目XX番XX →住所ではなく地番
地 目 宅 地
地積 XXX・XX平方メートル
敷地権の種類 所 有 権
敷地権の割合 XXXXXX分のXXXX
さて、書類が出来ましたら、印鑑(私は実印を持っていきましたが、認印でもいいようです)を持って、法務局に行きます。
私の場合、所轄法務局は京急子安にある横浜地方法務局 神奈川出張所になります。
まず、3階の登記相談の待ち番号を取って順番を待ちます・・・待ちゼロでしたので、すぐ呼ばれました
相談窓口で書類を出すと、いくつか記載間違い指摘がありましたので、一旦窓口を離れて書類を修正し、再度相談窓口で確認してもらいました。
全てOKとなりましたら、ココに署名、ココに割印、という指示に従って、ポンポン判子を押して、書類作成完了です。
2階に降りて2,000円の印紙を3枚購入して各用紙に貼り付け、3階の申請窓口に全ての書類を提出して、申請完了です。登記完了は3日後で、郵送にしますか?来ますか?と聞かれたので、来ますと答えて1日目の手続きは完了となりました。
3日後に、事前に受け取った用紙と申請に使用した印鑑を持って、再度法務局に行きました。
窓口で用紙を提出すると登記完了証を1件につき各2枚と、それぞれの提出書類のうち登記済証と登記事項証明書(銀行等への返信用封筒を付けたまま提出していましたが、そのまま返ってきました)を受け取り、登記完了です。
念のために全部事項証明書を取得(600円)して、全ての抵当権が抹消されていることを確認しました。
3件の抵当権抹消で6600円、電車代を入れても7000円ちょっとでした。安く済んだのはいいことですが、それよりも法務局に行くという初めての経験が良かったです。こういうタイミングでないと一生行かなかったはずですから・・・
ただ、金融機関から交付される書類の有効期間が3ヶ月だったりしますので、忙しい方は司法書士さんにお任せするのがいいと思います。
「木のはがき」という丁度良いサイズの板が横浜東急ハンズで売っているので買いに行きました。
取り付けた時の色合いとか木目のイメージが合うものという視点で探していましたが、
よく見ると微妙に反っている板が多かったので、なるべく平面が出ている板を探しました。
平面が出ているのは、固くてちょっとお値段高めですね。
木目からリオグランデ パリサンダーという木が気に入ったので購入しました。
100x50x5mmで400円です。
帰ってから、調べてみてビックリ!リオグランデ パリサンダーって、和名が黄金檀で、ボリビアンローズウッド・・・ブラジリアンローズウッドって書いてあるWebページもあります
取り付けるベースの指板はローズウッドなので合うかもですね
切ったあとに写真を撮っていないことに気づいて、パチリ
本当は、木目を横方向にしたかったのですが、板取り出来なかったので縦方向で、木目が畝っているところがいい感じなのでそこを使う事にしました。
フロントピックアップとリアピックアップの間に入るように、少し大き目に切り、紙やすりで削ってサイズを合わせます。
ピックガードとの隙間が1mm、ボディとの隙間が3mmなので、スペーサーとしてクッションを貼ります。
横方向に貼っているのは板自体の鳴きを抑えるつもりで貼りました。
また、下の写真で板の左寄り上に小さな窪みを作りましたが、これはリアピックアップのビス避けで、ここだけ当たるので削りました。
これがいい具合に位置決めになります。
最後にエッジにRをつけて、セットして出来上がりです。
オイルを塗って磨いたらイイ感じになりました。
これなら塗装しなくても良さそうです。
フィンガーランプを取り付けて弾いてみると、確かに弾きやすい!
人差し指と中指を交互に素早く弾くと当社比20%スピードアップした感じです。
ただ色々な曲を弾いてみないと、弾きにくい奏法とかがあるかも知れないので
とにかく今度のバンド練習で試してみたいと思います。
いい感じだったら、7月に2つライブが予定されているので使ってみようかなぁ~
]]>音比較用に2台目を作成しました。
同じ部品を取り付けて、同じ設定で音比較します。
・・・・・・・うん、同じ音です正しく出来ているという事でしょう。おそらく・・
(すべての画像はクリックすると拡大します)
比較するのはオペアンプです。
私の手持ちはこんな感じです。
写真端のピントが合っていないので型番が読めないですね。
左上から、リニアテクノロジーのLT1001, LT1115, LT1498、
ナショセミのLM6172, LF442, LME49720、
バーブラウンのOPA627BP, OPA604AP, OPA2604AP, OPA2134PA、
アナデバのOP275, AD797, AD712、
5532はシーメンスとTIとJRC艶有/無のDとDD、5534はフィリップスとTIとJRC、
072はTIとSTマイクロ、072上位版のTLE2072、
NECのC358, C4557, C4558、缶タイプのLF357Hはナショセミ?
JRCの2114, 3404, 4558艶有/無のDとDD, 4565, 4580、
三菱の5201, 5218、14PinICは、TL074, LM324, LM13600, LM13700
です。
この中から、AD712, OPA2604, JRC5532D, JRC4565, JRC4558, TLE2072, TL072で音比較したいと思います。
軽く試聴したところでは、
AD712:すっきりした音。ギターには合っているかも
OPA2604:上下域が広がってオーディオ的、クリア
5532:OPAに近い音
4565、4558:ADとOPAの中間、おとなしい
TLE2072、072:少し高域がこもった感じ
でした。
5532は入力インピーダンスがTypical:300kΩ,Min:30kΩのため、ハイインピーダンスの楽器を直接続する回路で使用すべきではないのですが、予想外に音が良かったのと、オリジナルも5532という情報もあるので、色々な人に試してもらい問題がないが確認したいと思います。(OPA2604は消費電力が大きく電池駆動のエフェクターには使いづらい&価格が5532の10倍なので・・・AD712も高いですが。。)
試作2台それぞれにAD712と5532を差して、知り合いのギタリストに試奏をお願いしたいと思います
その間に印刷用版を作成しま~す
さて早速製作しましょう。
以前、紹介しましたが、回路と基板レイアウトを改めて紹介します。(全ての画像はクリックすると拡大します。)
それでは基板を作成します。
プリント基板は未だ作成していないので蛇の目基板で製作します。
音確認用に友人に貸出す事を考えて2つ作成します。
ソケットが多いのは、ダイオード、FET、OpAmpを差し替えできるようにしたためです。
2枚を表裏にして撮った写真がこちらです。
次にPotを配線します。
上から見た写真がこちらです。
下からは、こんな感じです。
Potと基板パターンが接触する恐れがあるので、Pot裏に絶縁用のクッションシールを貼っています。
次にケースに部品を配置しますが、今回フォーンジャックについて、ちょっと触れます。
ジャックは、プラグに対して接触面積が広そうなノイトリックのNYS229,230を、好んで使用しています。
プラグを差した時の感触はちょっと重いのですが、かっちりした感じで個人的には好きです。
このジャックは端子がちょっと開いた感じになっていますので、使用する前にケースに触れないよう、下写真の黄色丸のように端子の拡がりを事前に曲げておきます。
それではケースにその他の部品を配置し配線します。
いつものように、あっさりと出来上がってしまいました
基板は固定せず、Potとの配線を最短にすることで動かないようにしています。
OpAmpはAD712、FETは2N7000、ダイオードはBAT41x2と1N34Ax1にしました。
コンデンサは本家オリジナルと同様にTFコンを使用し、EFFECT LEDは青にしました。
このまま貸し出したいので、ボリュームの名称等最低限必要な情報をマジックで手書きしました。
ちょっと音出ししてみましたが、腰のある太めの歪音でサステインもいい感じだと思います。
もう1台作成して知り合いに貸出して意見を聞きたいと思います。
意見を反映して使用デバイスの方針が固まりましたら、「その2:塗装・印刷」に進みたいと思います。
アルミダイカストケースを800番位の紙やすりで磨いて表面を平らにします。
塗装の食い付きを良くするために表面は荒いままです。
塗装用治具(といっても針金と割り箸ですが。。)にケースと底板を取り付けます。
それでは塗装を行います。
まず最初に、タミヤ メタルプライマーをスプレーします。
アルミダイカストは塗装のりが悪いので、メタルプライマーを塗ったほうがいいです。
20分くらいで乾きますので、塗装下地としてソフト99ボデーペン プラサフをスプレーします。
さらに20分間隔で計3回重ね塗装します。
ここまでの工程が終わった写真がこちらです。
通常、黒塗装の場合には、グレー系のプラサフを使用しますが、手持ちが無かったので白を使用しました。
次に本塗装です。Nyans Ampは黒ベースに黄色文字を印刷しますので、
黒の塗装をします。こちらも3-4回重ね塗装します。(またまた途中写真を撮り忘れました・・)
そして印刷です。ケースを治具から外して、以前の記事で紹介した版を使用して
アクリルガッシュで印刷します。今回はレモン色を使用しました。
塗装の仕上げとしてボデーペンクリアを重ね塗装します。
最初は少しだけ塗料をのせる感じで、段々厚く重ねて計5回位、塗装します。
最後にコンパウンドで磨きます。
車用のソフト99 液体コンパウンド3000番、7500番、9000番で順に磨いて艶を出します。
ピカピカになりました!
ケースが出来上がりましたので、回路を組み込みます。
ケース内部Pot周辺と底板に、ショート防止用の絶縁シートとして薄いクッションシートを貼り付けます。
ツマミを取り付ける前に、Potを回し切って、軸にマジックで印を書き込んでおきます。
横からビス止めするので、ドライバを入れられる方向に回してビス止めする時に、方向合わせをするためです。
早速、エフェクターボードに組み込んで、音確認を行いました。
見た目も音も、バッチリです!!
昨日、NyanDriveの製作を始めたところ、VoiceとToneの配線間違いを見つけました。元記事を修正しましたので、もし参考にされている方が居ましたら、再確認をお願いします。
製作記事は次回アップする予定です。
次に基板にPotを配線します。線材は部品を避けながら余裕無しで配線します。
そして入出力端子&電源端子&3PDT SWに行く線材を半田付けします。
こちらの長さは少し余裕を持たせています。
量産しているわけではないので、毎回長さは適当で、端子に配線する時に長さを調整します。
Nyans AmpはBypass時、TrueBypassではなくBuffer出力になっているので、今回は、2色LEDを使用してBuffer出力時は緑、Effect ON時は赤にしてみます。
LEDに線材の白をカソード、オレンジを赤アノード、紫を緑アノードに接続し、収縮チューブで絶縁処理します。
入出力ジャックと外部電源ジャックと3PDT SWに線材を配線します。
で、いきなり出来てしまいました・・・配線しだすと、途中写真を撮るのを忘れてしまうんです・・・
青い3PDT SWは、3回路中2回路しか使用しませんので、出力切替として2回路パラで使用しています。
LED切替は、下の写真で3PDTの一番下の3接点を使用し、センター端子は電流制御用3.9kΩ経由で9V電源に接続しています。
右がEffect ONなのでオレンジを、左がBuffer出力なので紫を配線します。
斜め下から配線の様子を・・・見づらいですが、線材は直角に曲げて各信号線があまり並行しないようにしています。
006Pスナップは2本を撚った上で丸く撚る処理をしています。
この状態で、動作確認をします。
まず電池を付けて、入力にケーブルを接続して、電源電圧が正常であるか確認します。
次に、ベースを接続して、出力にヘッドホンを接続し、SW動作、各Pot動作で正しい音かどうか確認します。
同時にオシロスコープで信号ラインも確認します。
今回全て1発OKでしたので
ケースから全てを外して、ケース磨き、塗装、印刷に続きます。
ということで、今回はここまで
古いイヤーパッドを外します。
ウレタンリングの両面テープ部分だけが残っているので、剥がします。
白い部分がちょっと汚れているので、フキフキお掃除します。
この輪っかをSPユニットの回りに貼り付けます。
イヤーパッドのスクリーンとスピーカーユニットに隙間を作るための部品のようです。
次がAKGのK240DFです。1990年頃に友人から音がいいという話を聞いて購入したと思います。
低音がしっかり出て、スケール感、空気感の再現力が高いです。聴き疲れしない音です。
インピーダンスが600Ωと高いため、ヘッドホンアウトではなくラインアウトに接続して使用していました。
イヤーパッド内のスポンジが劣化してほとんど抜けています。
最後にSONYのMDR-CD900STです。数年前に知り合いから譲り受けました。
イヤーパッドはその時に交換しました。
音の傾向はCD900と同じですが、少し落ち着いた音です。現在、楽器練習時に使用しています。
CD900はミニ/標準プラグ付属ですが、STは標準プラグなので、自作ヘッドホンミキサーアンプ使用時は標準をミニに変換するプラグを使用しています。
昨日、最終出社日でした。
さて、就職活動を開始しますか。
]]>ええい買っちゃえ!ということで5弦ベースを買ってしまいました。
Fodera NYC Empire 5Strings 60FH 24です。
ラフタイムさんで何本か弾かせていただいて、一番弾きやすかったのでこれにしました。
アルダーボディのローズ指板です。(画像をクリックすると拡大します)
早速、持ち帰って弾き込んでみると、ものの1時間で昔から弾いていたように慣れてしまいました。
弦間が19mmで普段弾いている4弦のBB2000と同じで違和感が無く、ネック厚が薄いので弦が1本増えて幅が広くなっているのに楽に弾けてしまいます。重量バランスも良くて手を放してもポジションをキープする感じで元々BBよりも少し軽いのですが、更に軽く感じます。
次の日には、披露宴2次会急造GG(じじい)バンドの練習があったので、いきなり使用してしまいました。
アンプに繋いでみると、素直な低音がズドーンと来ます。E弦の音とかBBと全然違いますね。正弦波に近い素直な音が出せます。なんというか、ゴリッと存在感のあるBBと比べて、バンドに溶け込むような音というのでしょうか。
その後、2つのバンド練習にも使用して、常時使用出来そうな感触だったので、このベースに合わせたエフェクターセッティング見直しと、音造りを検討中です。
]]>次にBoxレイアウトです。ケースがシルバー塗装、文字&イラストは黒で印刷することを考えています。
陰陽マークに見間違うことはないと思いますが、センターに黒白ブチ猫のイラストを配置してみました。
文字フォントは、「Tempus Sans ITC」というフォントを使用しました。
こちらも、まだ作っていなくて妄想状態です。
実は、ここ3か月位、私事でずっと考え悩んでいました。
新卒で入社し33年と1か月勤めた会社は、非常に良い環境で、やりがいのある色々な仕事に挑戦でき、また自分自身も全力で仕事をして実績もあげてきたと思っています。しかし、ここ最近の仕事の状況及び今後の事を考えると、将来的にも、やりがいを持ってできる仕事に転職するべきでは、と考えていました。
そして4月末を以って退社する決断をし、3月末に退職願を提出しました。
5月以降、人生初めてのプータローになります。
幸い、会社の早期退職支援制度で就職支援プログラムがありますので、就職支援会社に登録して就職活動をする事になります。
しばらくの間、皆様のブログへの訪問が滞り、自身のブログ更新も滞ることになると思いますが、ご容赦ください。
また落ち着きましたら、この場で報告させていただきます。
このOverDriveは色々な回路が出回っていて、微妙に定数・部品が違っていたりするので、シミュレーションしてみました。
といっても比較は抵抗1本の違いだけですが・・・
まずGain Potの2-3番間に入っている抵抗が1kΩの場合の波形です。Gainを絞りきると0.2V位の振幅です。
こちらが10kΩの場合の波形です。Gainを絞った時のレベルは0.4V位です。
当然と言えば当然の結果ですが、Volume Potで最終的なレベル調整が出来るので、レベルが高い10kΩにします。
またGain Potは可変量からAカーブの方が調整し易いと思いますので、500kAにします。
その他のPotも可変して波形と周波数特性を確認してみます。
まずはVoiceです。Voiceを0Ω(ツマミとしては右に回し切る:Max)にすると、1.6kHzあたりをピークに中高域が持ち上がり、波形としては角が立ったような波形になります。10k、5k、0Ωと可変した時の可変具合からPotのカーブはBカーブにします。
次にToneです。こちらは50kΩ(ツマミとしては左に回し切る:Min)にすると高域を落とす感じで、波形的には立ち上がりが少し遅くなったような波形です。周波数特性としては800Hzくらいからなだらかに高域を落とす感じで、Max-Minで、10kHzで-14dBくらい落としています。こちらも0、25k、50kΩと可変した時の特性からBカーブにします。
これらを全て可変してみると、以下の波形になります。Voice3種、Tone3種、Gain6種の設定値を変えていますので、計54回シミュレーションしています。
う~ん、重なり過ぎて、よく分からないですね。波形が微妙に違っているという事は色々な音が出せます!という事です。
オペアンプは、回路検索してみると1458とか4458とか5532と色々なオペアンプが書かれています。これらは入力インピーダンスが低いので、通常オペアンプの前にFETやトランジスタで受けるのですが、この回路はオペアンプで直接受けているのでハイインピーダンス受けのAD712を使用する事にしました。
ダイオードは、ネットで検索した画像から、ショットキーのBAT41を2本と、ゲルマニウム1本は1N60っぽいですが、断言できないので1N34Aと音比較して好みの方にしたいと思います。
清書した回路図がこちらです。全ての画像はクリックすると拡大します。
(5月21日 回路図修正:Voice、Toneの配線が間違っていましたので修正しました。)
回路は無駄が無く良い回路ですね。勉強になります。
基板レイアウト検討とBoxレイアウトは次回に持ち越しです~
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