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サウンドハウス

Cattube Overdrive検討[Layout] [自作エフェクター]

検討が難航しています真空管オーバードライブです。
音を聴きながら回路を色々変えて、現状は以下回路になっています。
初段真空管のカソードをGNDに落としていますが、シミュレーションが正しく動作しないので、シミュレーション時はカソード抵抗として6.8kΩを追加しています。
プレート負荷抵抗は試作機では75kΩにしました。回路図のように47kΩ抵抗と50kΩのトリマーを直列にして、調整したほうが良いかも知れません。
前回の予告構成から、最終段のトランジスタのエミッタフォロワをTone回路のために追加しました。真空管のカソードフォロワ前に入れても動作すると思いますので、最終的にはもう少しシンプルに出来ると思います(真空管1段目の反転増幅アンプの出力インピーダンスが40-50kΩあるので、定数は調整が必要です)。

(画像はクリックすると拡大します。)
TubeOD12sim.jpg

基板レイアウトはこちらです。
TubeOD12layout.png

試作機内部です。真空管はゴムクッションで保護しています。
TubeOD12b.jpg TubeOD12a.jpg 

まだ印刷&塗装していないですが、ツマミを茶系にしたので、ブラウンに塗ろうかな~と思っています。
穴寸法と印刷後のイメージはこちらです。
TubeOD12boxlayout.png 

真空管らしい暖かい音にしたいのですが高域が少し硬い音になってしまっています。おそらくF特を調整すればいけるのではと思っているのですが・・・あと、GAINをMaxにしたときの歪みが足りない感じなので、もう少し歪ませ方を検討したいと思います。



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BOSS SYB-5 [使用機材][バンド演奏] [エフェクター]

最近使っているエフェクター第2弾、BOSSのBass Synthesizer SYB-5です。
昨年、バンドでChaka Khanの"We can work it out"をやったときに、シンセベース風に弾くために買いました。
1曲使い続けるのは、ちょっテクニックが必要です。弾いている以外の弦をしっかりミュートして音のつぶを揃えて弾かないとミストラッキングが出てしまうので・・・きちんと弾けばいいだけなんですけど、ねっ[がく~(落胆した顔)]
反応は、シンセベースとしては早いほうだと思います!

ちなみにライブでは使用しませんでした・・・代わりにベース用に定数変更したCatneurを使用して音を歪ませて、ブリブリ感を出しました~

BOSSSYB-5.jpg

3月23日追記:バンドの皆さんに了解をもらったので、 Liveで演奏した"We can work it out"の最後のほう1分くらいをUPします。あらためて聞いてみると、あんまりブリブリいってなかったりしますが・・・


 


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RACCat Booster検討[Layout] [自作エフェクター]

X△ticさんのAC BoosterとRC Boosterを元に、切替回路追加を検討してみました。

 一緒にした回路図がこちらです。(クリックすると拡大します)

ACRCBschematic.png
双方の違いはHigh Pass Filter、増幅レベル、ダイオードクリップ、Low Pass Filterです。
まず、High Passですが、ACは150Hzくらいから-6dB/Octで低域をカットしています。RCは15Hzくらいなので、DCカットという感じです。ベースにも使いたいので、ここは切り替えずにRC相当にします。
増幅レベルはACの方が6dBちょっと大きくなっています。またGAINボリュームでACの方がさらに6dB大きく出来ます。ここは大きくできる方に合わせます。
ダイオードクリップは、ちょっと部品数をケチってみました。普通は、回路図左上のように、3個対称と1個2個非対称を切替えるのですが、1個2個の部分を繋いでみました。正確には漏れ電流があるので、左上回路の時とまったく同じ音になるかは分からないです。ここら辺、自信が無いので、何かコメントいただけるとありがたいです・・・
Low PassはACのほうがFc=1.6kHzくらいで-6dB/Octで高域をカットしています。これは大きく異なるので切替え出来るようにします。
ということで、回路が決まりましたのでLTSPICEで回路を書いて、動作を確認してみます。
ACRCBsim.jpg
スイッチを切り替えてそれぞれの波形を確認してみました。クリップ回路が異なるので、Gainがだいぶ違いますね。まあこんな感じでいいかな・・
それでは基板レイアウトを考えてみます。何本か配線を端に持って行けなかったですが、まあこんなもんでしょう。
ACRCBlayout.png
回路はフリスト等を参考にしたのでおそらく大丈夫だと思いますが、まだ実機を作成していないので動作未確認です。そのうち作成しようと思っています。

名前をRACCat Boosterに変えました[exclamation](3月16日:追記) 


タグ:booster RACCat
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Russian Blue Delay [Simulation] [自作エフェクター]

Russian Blue Delayの波形入出力シミュレーションを試してみました。
前回の記事とほとんど同じに見えますが、ちょっと違います
[あせあせ(飛び散る汗)]
cut2という波形を入力して、Delay値を150msec、DelayLine前後の抵抗値を反射しないように修正&適正レベルになるように設定しました。
Effect Levelは25/50で固定にしました。
 RBDsimwinwout.jpg

まず、原音です。ディレイ音を分かり易くするため後半は無音にしています。

次にエフェクターの出力音です。Repeat Levelを0にした音がこちらです。
150msecディレイした音が加算されています。

フィードバックする音量を決めるRepeat Levelを25/50にした音がこちらです。
なんとなくイイ感じのエコーがかかっています。

さらにRepeat Levelを40/50にした音がこちらです。ちょっと、わんわん~とエコーが残り過ぎですね。 

シミュレーションした音を聴きながら、ディレイ音がちょっとこもっているかな~と感じました。ローパスフィルター部分の抵抗値を可変できるようにPotを追加して、音色(煌びやかな音~Warmな音)を変えられるようにするのも有りですね[わーい(嬉しい顔)] 

真空管オーバードライブはシミュレーション通り動作せず、苦戦中です~~[ダッシュ(走り出すさま)] 


タグ:Delay RussianBlue
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Russian Blue Delay 回路修正 [自作エフェクター]

2014年12月17日に紹介したRussian Blue Delayのシミュレーションをしようと機能回路を書いていたら、回路間違いに気づきました。
Repeatボリュームの2番端子と3番端子の配線が違っていました。
参考にしたWebページもほとんどが間違っているみたいです。

下のシミュレーション回路でディレイライン通過後、OP2->LPF2->Repeatボリューム->LPF1で原音とMixしてディレイラインに戻る、という構成になっています。RepeatボリュームでFeedbackレベルを決めていますので、2kΩ側を3番端子にするのが正しいですね。
RBDsim.jpg

元記事の回路図、レイアウトも修正しました。
Russian Blue Delay [Layout]


タグ:Delay RussianBlue
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