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Radcat90[Simulation] [自作エフェクター]

MXRのPh〇se90さんをベースにしたRadcat90です。

回路・レイアウトは以前紹介しましたが、最近、LTSPICEで波形入出力を覚えたので、それを紹介します。
PhaserのようなModuration系は、正弦波を入れて特性を見ても良い音かどうか判断がつかないので、実際の音が聴けないかな~と思い、検索してみました。
そうすると、あるではありませんか!

LTSPICE入門(29)シミュレーション結果をWAVEファイルにする(1)
http://www.eleki-jack.com/KitsandKids2/2008/08/ltspice29wave1.html
LTSPICE入門(32)Waveファイルをシミュレーションに利用する(4)
http://www.eleki-jack.com/KitsandKids2/2008/09/ltspice32wave4.html

早速試してみました。
LTSPICEの回路左下に入力信号元であるV1のプロパティで
wavefile=C:\Users\MyDocuments\infile.wav
のように記述する事でWAVファイルを入力してシミュレーションする事ができます。
シミュレーション時間は私が使用したファイルは1.4秒ちょっとでしたので、Transient解析として
.tran 0 1400m 0 1m
のように記述します。
最後に、本回路の出力部分の端子電圧番号がV(N028)となっていましたので(にカーソルを持って行くと表示されます)
wave=C:\Users\MyDocuments\outfile.wav 16 44.1k V(N028)
と記載すると、指定PATHにoutfile.wavが生成されます。(回路はクリックすると拡大します)

 Radcat90sim.jpg

以下が元ファイルと、SPEEDを最大にして、シミュレーションした結果のファイルです。


 

実機を作らなくても音が確認できるなんて、なんて便利なんでしょう!
歪系も試してみるとおもしろいかも知れないですね[わーい(嬉しい顔)] 


タグ:RadCat Simulation
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CAT50 [Layout] [自作エフェクター]

LoveなんとかさんのC△T50をベースにしています。
非常にシンプルな回路です。
レイアウトは、基板を使わず部品同士を半田付けする前提で書いています。
CAT50layout.png
特性をシミュレーションしてみました。BIASを絞ると非対称波形になって偶数次倍音が多くなる感じですね。
CAT50chara.jpg

実際の配線です。分かりづらいですが、基板無しで、部品同士の足を直接半田付けしています。個人的にジャングルジム配線と呼んでいます。簡単な回路の動作確認はこうやって配線する事が多いです。(動作確認の時は部品の足をカットしないので、もう少し隙間があって、ジャングルジムっぽくなります)
CAT50b.jpg CAT50a.jpg

トランジスタとクリップ用ダイオードは差し替えできるようにソケットにしました。
部品差し替えで音を聞いた結果、とりあえずトランジスタは2SC1845、ダイオードは1N60と1N34Aにしました。
動作確認用Boxに組み込んだものが、こちらになります。
CAT50.jpg 

今回は、試しに作っただけなので、印刷塗装無しです。。。以上、CAT50でした~[わーい(嬉しい顔)] 



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ヘッドホンミキサーアンプ製作[組立] [自作エフェクター]

楽器練習用のミキサー付ヘッドホンアンプ、第5弾、組立てです。

まず、Boxレイアウト&印刷です。PowerPointでボリューム、ジャック等の配置決めを行います。
今回は、以前作成したヘッドホンミキサーアンプのBoxを使用しました(印刷内容が図とちょっと異なります)。
HPAmpboxlayout.png

で、ごにょごにょ~と配線を行います~。途中経過の写真がこちら
HPAmpkumi1.jpg 

と こ ろ が 、ガーン[がく~(落胆した顔)][雷] 以前のヘッドホンミキサーアンプで使っていたスイッチ付小型2連ボリュームを再利用したところ、足が折れてしまいました・・・・
HPAmpkumi2.jpg

線材が固すぎたか・・ぐりぐり位置決めしているうちに、ポキポキと、根元から3本も逝ってしまいました。力入れ過ぎ[たらーっ(汗)]
仕方がないので、とりあえずSPST SWと通常サイズの16φの2連ボリュームを付けます。 
で、ごにょごにょ~~と配線完了です。スイッチがはみ出たままですが・・・
HPAmpkumi3.jpg

表はこんな感じです。いつものように意匠権の問題でモザイク処理が入りますー
HPAmpkumi4.jpg
このあと、動作確認して無事動作OKでしたー[わーい(嬉しい顔)] 音も良さそうな気がします~
さ~てまたアキバでボリュームを買ってこねば・・・この小型ボリュームはマルツパーツだったかな・・・

ちなみに以前の基板が入っていたころの雄姿はこちらです。
HPAmp1.jpg HPAmp2.jpg
以上、ヘッドホンミキサーアンプ製作編でした!


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ヘッドホンミキサーアンプ製作[基板配線] [自作エフェクター]

楽器練習用のミキサー付ヘッドホンアンプ、第4弾、基板マウント&配線です。部品購入にちょっと時間がかかってしまいました・・・

まず蛇の目基板を必要サイズにカットします。
基板は千石通商で30円の一番安いのを使用しています。カットは、ニッパとラジペンでパキパキ割ります。
HPAmpkiban0.jpg

さて、この基板に部品をマウントし、足を曲げて配線していきます。背の低い部品から順に配線していきます。コンデンサの背が高いので、ケース組込み時に入る高さに抑えるためにL字に曲げて配置します。
最近、老眼が進んできたので、部品を探すときはメガネをかけて配線するときはメガネをはずしてで、何度もメガネを付けたり外したりしなければいけなくて結構面倒です。まだ老眼鏡は使っていないので・・・

配線完了した基板がこちらになります。出力のケミコンは回路図では220uにしましたが、サイズが大きいのしかなかったので100uにしてしまいました。
最後に、配線忘れが無いか、基板レイアウト図と基板を1列ずつ確認していきます。特に電源・グランドの配線が忘れやすいので、注意して確認します。
HPAmpkiban.jpg

次回は、ケースへの組込み&ケース内配線になります。それでは~[手(パー)]


タグ:HeadphoneAmp
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ヘッドホンミキサーアンプ製作[基板レイアウト検討] [自作エフェクター]

楽器練習用のミキサー付ヘッドホンアンプ、第3弾、基板レイアウト検討です。

1590Bサイズのケースに入れる、電池駆動できるようにする、という事で、基板サイズを蛇の目基板で20x18以下に収めたいと思います。
せっかくなのでLRの部品をなるべく対象にして、抵抗は1/4Wサイズを使い、オーディオっぽい配置にしたいなぁと思いつつ、ええ~~い・・ちちんぷいぷい・・っと基板レイアウトを作ってみました。17x17に収まりました。思ったより小さくなりましたね。ちょっと回路を削り過ぎたかな・・それから電源、GNDのジャンパーがちょっと多くなっちゃったけど、まぁ、いいか、って感じです。
HPAmplayout.png
という事で、次回は、このレイアウトどおりに蛇の目基板に手配線します。それでは、本日はここまで[手(パー)]


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ヘッドホンミキサーアンプ製作[回路図作成] [自作エフェクター]

楽器練習用のミキサー付ヘッドホンアンプ、第2弾、回路図作成です。

LTSpiceで基本回路を書いているので改めて回路図を書かなくてもいいのですが、L、R、電源、端子を含めて全てを書くことで、必要な部品を確認できるので、一応清書します。こうやって書いてみると結構シンプルな回路になりましたね。楽器入力の受けの抵抗くらい付けておいた方が良かったかも・・です。必要だったらJackに付ければいいか・・・
HPAmpschematic.png
(回路図をクリックすると大きく表示されます。)
ということで、次回は基板レイアウトになります。


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ヘッドホンミキサーアンプ製作[回路検討] [自作エフェクター]

楽器練習用のミキサー付ヘッドホンアンプを製作します。

我が家には大きなミキサーはあるのですが、手軽にPCの音と楽器の音をミックスしてヘッドホンで聞けるようなミキサーアンプが無いので、作る事にしました。

・入力1:ベース(ハイインピーダンス:Phoneジャック)
・入力2:PC(PCのヘッドホン出力:ステレオミニジャック)
・出力:ヘッドホンアウト(ステレオミニジャック)
・楽器・PC個別レベル設定用ボリューム
・入力1はPhone Mono/Stereo切替できるようにする(シールドケーブル抜き差しを電源スイッチに使えないので、入力1のボリュームをSW付にする)
・006Px1電池駆動、外部電源も使える
・1590Bサイズのケースに入れる 

どんな回路にしようかな~とネット検索したら、new_western_elecさんの「禁断のclassAAヘッドホンアンプ」を見つけました。
http://nw-electric.way-nifty.com/blog/2012/07/classaa-cd8e.html
音が良さそうなので、この回路をベースに作ってみることにしました。 

まずは回路シミュレーションと定数決定です。
楽器のレベルが0.3V~0.5V、PCが1V~2V位かなぁ・・まあボリュームがあるからいいか・・・むにゃむにゃ~えい!と定数を決定しました。なるべく基板を小さくしたいので、PC側の入力バッファは省きました。
Mixer部を反転加算・電圧増幅、後段で電流増幅という感じですね。位相が反転したままですが、まあいいかな・・特性もまあまあいけそうな感じです。オペアンプはとりあえずNE5532にしました。最終的には音を比較して決めたいと思います。
HPAmpFFT.jpg

じゃ~、次はレイアウトを考えます・・・という事で、本日はここまで[手(パー)]


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Catneur製作その4 印刷、クリア塗装編 [自作エフェクター]

Catneur製作その4 印刷、クリア塗装編です。

印刷用の版がこちらになります。
造ハウ.comで購入した「スクリーン張りわく・木製(合板製) テトロン180メッシュ 標準判(外寸約150×222mm、内寸約110×175mm)」を使用しています。
ちなみに、ジアゾ感光乳剤EX、ジアゾ再生液E、スクィジー・樹脂製 標準判用(幅100mm)も全て造ハウで購入しています。
tosou7.jpg 

印刷治具(と言ってもダンボール箱をBoxサイズに穴あけして高さを合わせただけですが)に塗装済みケースを入れ、版をセットします。版はずれないように幅広のガムテープでしっかり固定します。アクリルガッシュ赤を版の文字上部に乗せて、スクィージーで文字・絵部分にガッシュを刷り込む感じでガリ版のように上下します。素早く作業しなければいけないので、作業途中の写真を撮り忘れました・・・写真は、印刷後、版を水洗いしてから撮りました。
tosou6.jpg

印刷が乾いたら、再び塗装治具にセットして仕上げのクリア塗装を行います。
クリアは、固く綺麗に仕上がりるボデーペンクリアがお勧めです。
tosou8.jpg

3回~4回クリア塗装後、磨きです。
ソフト99の液体コンパウンド3000番、7500番、9800番で磨きます。
写真は磨き前、磨き後です・・が、よく分からないですね~。実物はピカピカになっています。
tosou9.jpg tosou10.jpg

最後に、先に作っておいた回路を組み込んで、完成です。(ツマミ取付がまだですが・・)
tosou11.jpg

以上、Catneur製作でした~~


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Catneur製作その3 塗装編 [自作エフェクター]

Catneur製作その3、塗装編です。

アルミダイキャストは塗装の乗りがよくないので、まずガイアマルチプライマーを塗ります。1回塗ればOKです。
tosou1.jpg
乾かしている間に、塗った筆のお掃除です。
ツールウォッシュを使います。匂いがきついので換気扇を回しながら行います。
tosou2.jpg
次は下地です。ボデーペン ホワイトプラサフを塗ります。私は3回に分けて厚めに塗ったあと水研ぎペーパーで平らにします。
tosou3.jpg
次が本塗装です。Catneurはボデーペンの車用ライトゴールドパールを塗装します。
tosou4.jpg
こちらも3回~4回重ねて塗ります。塗装のたびに夏は30分、冬は1時間以上間隔を空けて塗装します。
4回塗装後がこちらです。
tosou5.jpg
次に印刷、クリア塗装の工程です・・・というところで、次回に続きます~

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Catneur製作その2 ケース加工編 [自作エフェクター]

Catneur製作その2、ケース加工編です。

まず、部品配置を考えます。
PowerPointでJack、Volume、SW等を配置し、部品間の隙間や部品配置バランス、印刷位置を確認します。(1月4日:部品配置図追加)
Catneurboxlayout.png

配置が決まったら、図面通りに穴あけです。最初に鉛筆で寸法線を書いて、マジックで穴位置を書きます。
mecha1.jpg
次に、ボール盤で穴を開けます。穴あけは、最初は慎重にセンター出しをして、ここと決めたら一気に開けます。
mecha2.jpg

次は、磨きです。
塗料の乗りを良くするために800番~1000番くらいの紙やすりで平面を出しながら、前面に細かい傷が入るようにします。
手でやっているので、正直大変な作業です・・・
mecha3.jpg
次の工程は塗装なので、塗装用の治具を取り付けます。
治具というとおおげさですね、単に針金をひねって四角く組んだものと割り箸です。
paintjig.jpg
治具を取付けた写真です。Catneurと一緒にCatgraffも塗装します。
mecha4.jpg 
さて、それでは塗装に入ります・・・というところで次回、お楽しみに~~

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